22350形(平台枠形) → ナロハ21300形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/14 09:26 UTC 版)
「国鉄22000系客車」の記事における「22350形(平台枠形) → ナロハ21300形」の解説
22350形(平台枠形)は、1924年および1926年に75両(ナロハ22350 - ナロハ22424)が製造された二三等車である。座席は二等室がロングシート、三等室がボックスシートで、定員は二等室が32人、三等室が32人である。窓配置はD333133Dで両室の境界に便所および洗面所が設置される。窓構造は上昇式、自重は27.28t - 27.53tである。台車は1924年製は大正6年基本形、1926年製はTR11である。1928年10月1日に施行された車両称号規程改正では、ナロハ21300形(ナロハ21300 - ナロハ21374)となった。 製造および改番の状況は、次のとおりである。 1924年製(35両)川崎造船所(20両)ナロハ22350 - ナロハ22369 → ナロハ21300 - ナロハ21304, ナロハ21326 - ナロハ21335, ナロハ21355 - ナロハ21359 日本車輌製造本店(15両)ナロハ22370 - ナロハ22384 → ナロハ21368 - ナロハ21372, ナロハ21360 - ナロハ21367, ナロハ21373, ナロハ21374 1926年製(40両)日本車輌製造本店(21両)ナロハ22385 - ナロハ22405 → ナロハ21305 - ナロハ21325 川崎造船所(19両)ナロハ22406 - ナロハ22424 → ナロハ21336 - ナロハ21354 1両が事故廃車となったほか、45両がナハ22000形、1両がオハニ25650形、22両がオユニ26300形に改造、戦後は6両が鋼体化改造の種車となった。
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