22号内火機械
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 05:04 UTC 版)
原設計海軍艦政本部。中型潜水艦用主機として1930年から研究されたものだが、戦時中は23号機械とともに多量生産機として潜水艦だけではなく駆潜艇や海防艦にも装備されたほか、艦本式複動機械用ターボブロワー原動機としても使用された。 架構方式により鋳鋼、鋳鉄、熔接、台板の4型式がある。戦後建造された貨客船若草丸(大阪商船、のち海上保安庁灯台補給船若草 LL-01)にもこの機械が装備された。 装備艦艇22号5型: 22号6型:第三号駆潜艇、第四号型駆潜艇 22号8型:第一号型駆潜艇 22号10型:香取型練習巡洋艦、「秋津洲」、伊十三型潜水艦、伊号第三百五十一潜水艦、占守型海防艦、択捉型海防艦、御蔵型海防艦、日振型海防艦、鵜来型海防艦 22号10型過給機付:伊号第十二潜水艦、伊五十二型潜水艦、伊五十四型潜水艦 22号10型低過給:伊四百型潜水艦、呂三十五型潜水艦
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