211形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 04:26 UTC 版)
「長崎電気軌道200形電車」の記事における「211形」の解説
住吉への路線延長で沿線人口が増加し、更なる輸送力増強が求められたことや、長崎バス・県営バスの市内乗り入れへの対抗を目的に、1951年(昭和26年)に6両(211 - 216)が製造された。購入価格は1両あたり433万円と、200形の200万円台から大幅に値上がりしている。製造は201形と同じ日立製作所笠戸工場で、基本的な仕様と性能も同形式を踏襲しているが、台車の吊りリンク機構が改良され、主電動機・制御器等は201・202形の三菱製から日立製になったことなどから、新たに211形と命名された。 200形と同時期にワンマン化改造を受け、その際に同様の改造が施されている。1985年(昭和60年)には近代化改装と冷房装置の設置、行先表示器の自動化・大型化が実施されている。 211形213号(冷房設置・近代化改装後)
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