2022年ロシアのウクライナ侵攻に対する反応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 07:10 UTC 版)
「エフゲニー・プルシェンコ」の記事における「2022年ロシアのウクライナ侵攻に対する反応」の解説
2022年、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、国際スケート連盟はロシア・ベラルーシ選手に出場停止措置を課したが、これに対し、自身のInstagram投稿で、「Я верю нашему Президенту! (私は大統領を信頼する!)」と発言し、国際的な非難を受けた。しかし、その後もSNSにおいてプーチンを擁護する姿勢を取り続けている。 同年3月18日には、ウクライナ東部ドネツィク州を実効支配している親ロシア派武装勢力が一方的に建国を宣言したドネツク人民共和国にてアイスショーを開催する計画があることを公表した。メッセージアプリ・テレグラム上で発表した内容によれば、この計画は以前から温めていたもので、ロシアスポーツ省の協力が得られれば喜んでドネツク人民共和国に行く準備が出来ている、と述べた。この提案に対し、トリノオリンピック金メダリストでロシア下院議員を務めるスベトラーナ・ジュロワは「英雄的事業だ」として支持する声明を発表した。同年4月9日には、モスクワの南、トゥーラでアイスショーを主催したが、これはチケットにウクライナ侵攻支持のシンボルである「Zマーク」が描かれるなど、政治色の強いものであった。これに対し、同ショーに出演した妹弟子のエリザベータ・トゥクタミシェワやペアのアレクサンドラ・ボイコワ、かつての教え子であったアリョーナ・コストルナヤが相次いで反発し、非難した。しかし、出演者からのこのような声にもかかわらず、その翌週、4月16日にサンクトペテルブルクで主催する予定になっているショーでは、反発する者も含めた出演予定者全員を強制的に出演させると述べている。
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