2019年 全米オープン初優勝、トップ10入り
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「ビアンカ・アンドレースク」の記事における「2019年 全米オープン初優勝、トップ10入り」の解説
2019年は1月のオークランド大会の2回戦でキャロライン・ウォズニアッキ、準々決勝でビーナス・ウィリアムズ、準決勝で謝淑薇を破って勝ち上がりツアー初に決勝に進出した。決勝ではユリア・ゲルゲスに 6–2, 5–7, 1–6 で敗れた。1月末にトップ100入り。3月のBNPパリバ・オープンでは、主催者推薦の出場から1回戦イリーナ=カメリア・ベグ、2回戦ドミニカ・チブルコバ、3回戦シュテファニー・フェーゲレ、4回戦王薔、準々決勝ガルビネ・ムグルサ、準決勝エリナ・スビトリナを破って決勝に進出。決勝ではアンゲリク・ケルバーを 6-4, 3-6, 6-4 で破りツアー初優勝を果たした。 マイアミ・オープンではベスト16入りしたが、肩の怪我で途中棄権した。この故障の影響で、クレーコートシーズンは全仏オープンのみ出場、グラスコートシーズンは全休した。8月のロジャーズ・カップで復帰すると、第3シード・カロリナ・プリスコバらを下して決勝進出。決勝の相手はセリーナ・ウィリアムズだったが、セリーナが途中棄権したため優勝した。 つづく全米オープンは準決勝でベリンダ・ベンチッチを破り、決勝でセリーナをストレートで下してグランドスラム初優勝を果たした。同大会において10代選手の優勝は2006年のマリア・シャラポワ以来で、カナダ人の優勝も初。大会後の世界ランキングで5位になり、トップ10入りを果たした。ロジャーズ・カップから続けていたシングルスの連勝記録は、チャイナ・オープンの3回戦を勝ち上がった時点で16まで伸ばしていたが、準々決勝で大坂なおみに7-5, 3-6, 4-6の2時間超え試合に敗れたことでストップ。初出場したWTAファイナルズは、左膝故障のためラウンドロビン第2戦で途中棄権して終わった。年間最終世界ランキングは5位。
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