イリーナ=カメリア・ベグとは? わかりやすく解説

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イリーナ=カメリア・ベグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/26 04:40 UTC 版)

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イリーナ=カメリア・ベグ
Irina-Camelia Begu
イリーナ=カメリア・ベグ
基本情報
国籍  ルーマニア
出身地 同・ブカレスト
生年月日 (1990-08-26) 1990年8月26日(29歳)
身長 181cm
体重 67kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2005年
ツアー通算 13勝
シングルス 4勝
ダブルス 9勝
生涯獲得賞金 5,273,522 アメリカ合衆国ドル
4大大会最高成績・シングルス
全豪 4回戦(2015)
全仏 4回戦(2016)
全英 3回戦(2015)
全米 2回戦(2012・14・18)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 ベスト4(2018)
全仏 ベスト8(2017)
全英 ベスト8(2018)
全米 3回戦(2015)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 22位(2016年8月22日)
ダブルス 22位(2018年10月1日)
2020年3月26日現在

イリーナ=カメリア・ベグIrina-Camelia Begu, 1990年8月26日 - )は、ルーマニアブカレスト出身の女子プロテニス選手。これまでにWTAツアーでシングルス4勝、ダブルス9勝を挙げている。自己最高ランキングはシングルス22位、ダブルス22位。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。身長181cm、体重67kg。

来歴

3歳からテニスを始め2005年にプロに転向。

2011年4月の アンダルシア・テニス・エクスペリエンスでは予選から勝ち上がり、準決勝で当時世界14位のスベトラーナ・クズネツォワを 3-6, 7-6(3), 6-4 で破る殊勲を挙げツアーで初めての決勝に進出。決勝では当時6位のビクトリア・アザレンカに 3–6, 2–6 で敗れ準優勝となった。2011年全仏オープン4大大会に初出場し1回戦でアラバン・レザイを 6-3, 6-3 で破り初勝利を挙げ2回戦でスベトラーナ・クズネツォワに 1-6, 1-6 で敗れた。7月のブダペスト・グランプリでも決勝に進出しロベルタ・ビンチに 4–6, 6–1, 4–6 で敗れた。これらの活躍によりベグは2011年のWTAアワードの年間最優秀新人賞を受賞した。

2012年1月のモーリラ・ホバート国際ではモニカ・ニクレスクと組んだダブルスで決勝に進出し荘佳容&マリーナ・エラコビッチ組を 6–7(4), 7–6(4), [10–5] で破りツアー初優勝を果たした。全豪オープンでもニクレスクとのペアでベスト8に進出した。ロンドン五輪でオリンピックに初出場した。シングルス1回戦で第1シードのビクトリア・アザレンカに 1-6, 6-3, 1-6 で敗れた。全米オープンでは1回戦で第8シードのキャロライン・ウォズニアッキを 6-2, 6-2 で破った。9月のタシケント・オープンでツアー3度目の決勝に進出しドナ・ベキッチを 6–4, 6–4 で破りシングルス初優勝を果たした[1]

2015年全豪オープンでは1回戦で第9シードのアンゲリク・ケルバーを 6-4, 0-6, 6-1 で破って勝ち進み4大大会で初めて4回戦に進出した。4回戦ではウージニー・ブシャールに 1-7, 7-5, 2-6 で敗れた。

WTAツアー決勝進出結果

シングルス: 7回 (4勝3敗)

大会グレード
グランドスラム (0–0)
WTAファイナルズ (0–0)
プレミア・マンダトリー (0–0)
プレミア5 (0-0)
WTAエリート・トロフィー (0-0)
プレミア (0–1)
インターナショナル (4–2)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
準優勝 1. 2011年4月10日 マルベーリャ クレー ビクトリア・アザレンカ 3–6, 2–6
準優勝 2. 2011年7月10日 ブダペスト クレー ロベルタ・ビンチ 4–6, 6–1, 4–6
優勝 1. 2012年9月15日 タシケント ハード ドナ・ベキッチ 6–4, 6–4
準優勝 3. 2014年10月19日 モスクワ ハード (室内) アナスタシア・パブリュチェンコワ 4–6, 7–5, 1–6
優勝 2. 2015年9月27日 ソウル ハード アリャクサンドラ・サスノビッチ 6–3, 6–1
優勝 3. 2016年8月5日 フロリアーノポリス ハード ティメア・バボシュ 2–6, 6–4, 6–3
優勝 4. 2017年7月23日 ブカレスト クレー ユリア・ゲルゲス 6–3, 7–5

ダブルス: 16回 (9勝7敗)

結果 No. 決勝日 大会 サーフェス パートナー 対戦相手 スコア
優勝 1. 2012年1月14日 ホバート ハード モニカ・ニクレスク 荘佳容
マリーナ・エラコビッチ
6–7(4), 7–6(4), [10–5]
準優勝 1. 2012年4月28日 フェズ クレー アレクサンドラ・カダントゥ ペトラ・チェトコフスカ
アレクサンドラ・パノワ
6–3, 6–7(5), [9–11]
準優勝 2. 2012年10月20日 ルクセンブルク ハード
(室内)
モニカ・ニクレスク アンドレア・フラバーチコバ
ルーシー・ハラデツカ
3–6, 4–6
優勝 2. 2013年6月21日 スヘルトーヘンボス アナベル・メディナ・ガリゲス ドミニカ・チブルコバ
アランチャ・パラ・サントンハ
4–6, 7–6(3), [11–9]
優勝 3. 2014年2月22日 リオデジャネイロ クレー マリア・イリゴエン ヨハンナ・ラーション
シャネル・シェパーズ
6–2, 6–0
優勝 4. 2014年9月21日 ソウル ハード ララ・アルアバレナ モナ・バルテル
マンディ・ミネラ
6–3, 6–3
準優勝 3. 2015年2月21日 リオデジャネイロ クレー マリア・イリゴエン ヤサリン・ボナベンチャー
レベッカ・ピーターソン
0–3, 途中棄権
準優勝 4. 2015年10月3日 武漢 ハード モニカ・ニクレスク マルチナ・ヒンギス
サニア・ミルザ
2–6, 3–6
準優勝 5. 2015年10月23日 モスクワ ハード
(室内)
モニカ・ニクレスク ダリア・カサキナ
エレーナ・ベスニナ
3–6, 7–6(7), [5–10]
優勝 5. 2017年7月23日 ブカレスト クレー ラルカ・オラル エリーズ・メルテンス
デミ・スゥース
6–3, 6–3
優勝 6. 2017年10月15日 天津 ハード サラ・エラニ ダリラ・ヤクポビッチ
ニナ・ストヤノビッチ
6–4, 6–3
優勝 7. 2018年1月6日 深圳 ハード シモナ・ハレプ バルボラ・クレイチコバ
カテリナ・シニアコバ
1–6, 6–1, [10–8]
準優勝 6. 2018年6月30日 イーストボーン ミハエラ・ブザルネスク ガブリエラ・ダブロウスキー
徐一幡
3–6, 5–7
優勝 8. 2018年7月22日 ブカレスト クレー アンドレア・ミトゥ ダンカ・コビニッチ
マリナ・ザネフスカ
6–3, 6–4
準優勝 7. 2018年9月29日 タシケント ハード ラルカ・オラル オルガ・ダニロビッチ
タマラ・ジダンセク
3–6, 3–6
優勝 9. 2019年2月3日 ホアヒン ハード モニカ・ニクレスク アンナ・ブリンコバ
王雅繁
2–6, 6–1, [12–10]

4大大会シングルス成績

略語の説明
W  F  SF QF #R RR Q# LQ A P WG Z# PO G S SF-B NMS NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, P=開催延期
WG=デビスカップワールドグループ, Z#=デビスカップ地域ゾーン, PO=デビスカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, SF-B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, NH=開催なし.

大会 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 通算成績
全豪オープン A A LQ 1R 2R 1R 4R 1R 2R 2R 2R 1R 7–9
全仏オープン LQ A 2R 2R 1R LQ 3R 4R 1R 3R 3R 11–8
ウィンブルドン LQ LQ 1R 1R 1R 2R 3R 1R 2R 1R LQ 4–8
全米オープン LQ A 1R 2R 1R 2R 1R 1R 1R 2R LQ 3–8

脚注

外部リンク

受賞
先代:
ペトラ・クビトバ
WTA年間最優秀新人賞
2012
次代:
ローラ・ロブソン



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