2019年:再流行
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2019年2月から3月にかけて、北キヴ州ブテンボに開設されていたエボラ治療センターが武装勢力からの3度の襲撃を受け、3月9日には警察官1人が死亡、医療従事者1人が負傷。現地警察は、襲撃を掛けてきた武装集団をマイマイと断定している。現地を訪問した世界保健機関の事務局長は報道陣に対し、一時は進展を見せていたエボラ対策が暴力によって後退しているとの声明を出している。 2019年3月12日現在、北キブ州およびイトゥリ州における20のヘルスゾーンから、疑い例を含め927例(死亡584例、致命率63%)EVD患者が報告。 流行地域はウガンダと南スーダンと国境を接している。ウガンダでは2019年3月1日現在で計4,400人以上を対象に、Ebola-rV5V ワクチンを接種した。 2019年7月にWHOは「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」に指定。
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