2012 - 2014年度導入分
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「名古屋ガイドウェイバス」の記事における「2012 - 2014年度導入分」の解説
2010年5月24日の名古屋市会都市消防委員会において、名古屋ガイドウェイバスの次期車両の開発に着手したことが明らかになった。開発費用として2010年度から2012年度までの3年間で5億8100万円の市予算が投入された。2011年度にはこの予算内で試作車(後述)が製造されていることが2013年10月2日の同委員会で明らかになっている。 2012年3月8日の同委員会では、2000年度導入分について走行距離が80万kmを超えるものが出てきたことから、2012年度から2014年度までの3年間で市予算により最大30台の新車を導入してこれを置き換えることとされた。2013年2月26日の同委員会では、2000年度導入分において25台中7台にしか装備されていなかった身障者用ステップリフトが全車両に装備されること、走行用ランフラットタイヤの製造メーカーであるミシュランによる耐久試験に時間を要したことから実際の納入は2013年4月以降となること、車両の置き換えに合わせて緊急無線システムと運行監視システムの更新が行われることが明らかになった。最終的に28台が導入され、車両購入に15億7100万円、システム更新に2億4400万円の市予算が投入された。 形式は「GB-2110型」としている。日野自動車製のハイブリッドバス(ブルーリボンシティハイブリッド)で、床下に案内装置を搭載するスペースを確保するため、ノンステップから試作車扱いでツーステップとしている。GB-2100型と比較するとベース車のオーバーハングが大きいため、ホイールベースおよび車体長を若干縮小している。同じくベース車の都合で、トランスミッションはマニュアルとなっている。案内装置は三菱重工業製である。
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