201-A型エンジン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/31 06:15 UTC 版)
「EMD Eシリーズ」の記事における「201-A型エンジン」の解説
EA/EBからE2までは、ゼネラルモーターズ傘下のウィントン・エンジン・コーポレーションの201-A型エンジンを使用した。ボア8インチ(203.2mm)、ストローク10インチ(254mm)のシリンダーを60度のV型12気筒に組んで排気量98.8リットルとし、1基あたり900馬力(700kW)を発揮した。 このエンジンは潜水艦由来のもので、山岳区間等で長時間の全開運転を強いられる鉄道用のエンジンとしては適切なものではなかった。2基搭載しているエンジンのうち、1基が使用不能になり、残る1基でスピードダウンして列車を運転しなければならなくなったことも希ではなかった。車両の製造は、EMDの前身、エレクトロ・モーティブ・カンパニー(EMC)であった。
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201-A型エンジン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/17 07:58 UTC 版)
「EMC製のウィントンエンジン搭載の入換機」の記事における「201-A型エンジン」の解説
ウィントンが製造していたディーゼルエンジンは201-A型エンジンといい、 潜水艦に使用されていたものを転用したものであった。ピストンにボアは8インチ(203.2mm)、ストロークは10インチ(254mm)で、1気筒あたり502.4立方インチ(約8,232cc)であった。直列8気筒とV型12気筒の2種があった。 直列8気筒エンジンは排気量65.9リットル、600馬力(450キロワット)であった。このエンジンを搭載する車種のほとんどは、形式にSがつく。出力の600馬力(Six hundred)に由来する。 V型12気筒エンジンはシリンダーを60度に組んで排気量98.8リットルとして、900馬力(700キロワット)であった。車種によっては、エンジンを2基搭載したものもある。このエンジンを搭載する車種のほとんどは、形式にNがつく。出力の900馬力(Nine hundred)に由来する。
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