24バルブVR6型エンジン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 08:17 UTC 版)
「フォルクスワーゲン・VR6型エンジン」の記事における「24バルブVR6型エンジン」の解説
1999年には従来の2.8LVR6型エンジンは1気筒辺り吸気2・排気2の4バルブとし、可変長式インテークマニホールドを採用した24バルブエンジンに進化。最大出力は201馬力、最大トルクは265Nmにまで向上した。このエンジンは同年モデルのパサート(縦置きエンジンレイアウト)から導入され、欧州市場向けにはゴルフとジェッタにも搭載された。この年にはフォルクスワーゲンの4WDシステムである"4motion"と共にVR6型エンジンの正式な商標登録も行われ、名実共に狭角V型エンジンの代名詞となっていった。現在では"4motion"4WD車には全車VR6型エンジンが搭載されている。 2001年にはVR5型エンジンにもこのマルチバルブ技術が導入され、最大出力は170馬力の20バルブVR5型エンジンに進化した。この年には商用車であるen:Volkswagen Transporter (T4)にも24バルブVR6型エンジンが搭載されるようになり、旧来のV型6気筒エンジンからの完全移行が達成された。
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