2005年 橋梁工事官製談合事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 05:00 UTC 版)
「日本道路公団」の記事における「2005年 橋梁工事官製談合事件」の解説
「橋梁談合事件」も参照 2005年、元公団職員が発注先に天下りし、OBによる談合組織「かずら会」を組織しての官製談合を行なっていた橋梁談合事件が発覚。2004年度公団発注の新東名高速道路の橋梁工事について、公団副総裁と理事は分割発注を職員に指示し、これにより公団に損害を負わせた背任行為が摘発された。 内田道雄公団副総裁 - 2005年7月、東京地検特捜部は公団発注の橋梁工事について独占禁止法違反容疑で副総裁を逮捕。2010年9月に最高裁は上告を棄却、懲役2年6か月・執行猶予4年の一審判決が確定。 公団理事 - 2010年7月、最高裁は金子恒夫公団元理事の上告を棄却、懲役2年執行猶予3年の一審判決が確定 。 公団元理事 - 神田創造元理事、横河ブリッジ顧問。独禁法違反罪で有罪確定。 橋梁メーカー 横河ブリッジ・三菱重工業・石川島播磨重工業 を 公正取引委員会が独占禁止法違反の疑いで刑事告発。国土交通省は8か月以上の指名停止処分を下した。
※この「2005年 橋梁工事官製談合事件」の解説は、「日本道路公団」の解説の一部です。
「2005年 橋梁工事官製談合事件」を含む「日本道路公団」の記事については、「日本道路公団」の概要を参照ください。
- 2005年 橋梁工事官製談合事件のページへのリンク