2005年シーズンから2006年シーズン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/13 15:18 UTC 版)
「ロドニー・ハリソン」の記事における「2005年シーズンから2006年シーズン」の解説
NFL史上初の3連覇を目指したチームの中でプロ12年目のシーズンに突入したハリソンであったが、第3週のピッツバーグ・スティーラーズ戦で左足に前十字靭帯の損傷を含む大怪我を負ってしまい、わずか3試合の出場でシーズンエンドとなってしまった。また同じ試合でチーム不動のLTであったマット・ライトも怪我でシーズンエンドとなってしまい、その後もCB陣を中心に怪我人が続出したチームはディビジョナル・プレーオフでデンバー・ブロンコスに破れリーグ3連覇の偉業達成はならなかった。 大怪我からの復帰を目指した2006年シーズンはシーズン前の8月にフルパッドでの練習に復帰するなど順調な回復振りを見せ、開幕戦で復帰を果たすと第8週までの7試合すべてに先発出場し23タックル1サック1INTを決めるなど、チームの6勝1敗というスタートダッシュ成功に貢献した。しかし第9週のインディアナポリス・コルツ戦で肩を負傷すると、その後6試合の欠場を余儀なくされた。コルツ戦で敗れたチームは続くニューヨーク・ジェッツ戦でも破れ、2002年シーズン以来57試合なかった連敗を喫した。ハリソンは第16週のジャクソンビル・ジャガーズ戦で先発に復帰するも、シーズン最終週で右ひざを怪我してしまいシーズンを終えた。ハリソンを欠いたチームはプレーオフでAFC第1シードのサンディエゴ・チャージャーズを逆転で破るなど7年間で4度目のAFCチャンピオンシップゲーム出場を決めたが、そのチャンピオンシップゲームではこのシーズンにスーパーボウル制覇を成し遂げることになるインディアナポリス・コルツに逆転で破れスーパーボウル進出はならなかった。
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