2000年代以降の傾向
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/05 08:15 UTC 版)
2000年代以降は、店全体が面貸しという美容所も登場しており、美容師が1分単位で席を借り、例えば1分45円、あるいは、1時間1,500円~2,500円といった水準の使用料を支払う仕組みがとられている。時間料金ではなく、売上の一定の割合を面貸しした店がとった上で、過半は美容師に支払われる完全歩合制もあり、美容師の取り分は45%~65%が一般的とされている。首都圏の中心エリアでは美容師の取り分70%~80%など、店舗数の増加・面貸しの一般化に伴い条件面での競争も加熱している。 面貸しによって働く美容師も、美容師法に従って感染症などに罹患していない証明が必要であり、美容所は保健所に対して、美容師の氏名や登録免許番号の報告義務があるが、厚生労働省生活衛生課は、面貸しの場合は実態の把握が難しく、適切な手続きがとられていない場合が多いのではないかと懸念している。
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