2000年代と解散騒動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 08:45 UTC 版)
「ニュー・オーダー」の記事における「2000年代と解散騒動」の解説
2001年のアルバム『ゲット・レディー』は従来よりギター・サウンドを前面に出した作品となった。スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガンが一部のレコーディングに参加したほか、アルバム発表後のツアーでもサポート・メンバーとしてステージに立った。また、このアルバムを最後にジリアン・ギルバートが脱退し、サポートメンバーだった元マリオンのフィル・カニンガムが正式なメンバーとして迎えられた。 2005年には8作目となる『ウェイティング・フォー・ザ・サイレンズ・コール』を発表。日本盤にはボーナストラックとして「クラフティー」の日本語ヴァージョンが収録され、フジ・ロック・フェスティバルでの来日公演の際にも演奏された。 2007年5月、ピーター・フックは複数のメディアで「バーナード(・サムナー)とは一緒にやっていない」と述べ「ニュー・オーダーは解散した」と明言。その一方で、サムナーとモリスは英BBC Newsに宛てた文書を通じて正式に「解散はせず今後も2人で活動を続けて行く」とコメントし、事実上フックは脱退したとの認識を明らかにした。これに対しフックはMySpace上の自身のページにて「バンドはもう終わった。残り三分の二(サムナーとモリス)に活動を続ける権利は無い。僕にも三分の一の権利がある」と改めて解散を宣言、交渉に応じるとも述べながら、裁判を示唆するコメントを残した。 2009年、バーナード・サムナーはフィル・カニンガムと無名の新人ジェイク・エヴァンスと共に新バンドのバッド・ルーテナント(Bad Lieutenant)を結成。レコーディングには、ブラーのアレックス・ジェームスの他、スティーヴン・モリスも参加した。
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