1995-1996年:Alice in Chains
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1995年のアリス・イン・チェインズの活動休止中にステイリーはグランジのスーパーグループであるマッド・シーズンに加入する。ギタリストはパール・ジャムのマイク・マクレディ、ベーシストは後にThe Walkaboutsに加入するジョン・ベイカー・ソーンダース、そしてドラマーはスクリーミング・トゥリーズのバレット・マーティンであった。マッド・シーズンはアルバムAbove(邦題:生還)をリリースし、ステイリーがリードボーカルとアルバムのアートワークを担当した。 1995年4月にアリス・イン・チェインズはスレイヤーなどの作品を手がけたトビー・ライトをプロデューサーに迎え、シアトルにあるBad Animals Studioでレコーディング作業を始める。スタジオでの制作中に質が良くないバージョンの「Grind」がラジオにリークしてしまい、何度も放送される事態になる。1995年10月6日にスタジオバージョンの「Grind」を衛星システムを使ってラジオに発表。これはこの曲のコピーが過剰に出回るのを防ぐ目的があった。 1995年11月7日にセルフタイトルアルバムであるAlice in Chainsをコロムビア・レコードからリリースした。Billboard 200で初回1位を記録しトリプル・プラチナムを獲得している。このアルバムからのシングル曲である「Grind」、「Again」、「Over Now」、そして「Heaven Beside You」の4曲の内3曲はカントレルがリードボーカルを務めている。カントレルによると、このアルバムのタイトルをAlice in Chainsに決めた理由は「タイトルが思い付かなかったから」である。キニーはタイトルを、自身が子供のころ新聞配達のアルバイトをしていた時に、キニーをしょっちゅう追い回していた獰猛な3本足の犬の呼称である「Triopod(※3本足の意)」にしたかったが、ほかの皆からダサ過ぎるからダメだと却下された。
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