1995-1996シーズン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 23:59 UTC 版)
「フィリップ・キャンデロロ」の記事における「1995-1996シーズン」の解説
2シーズン続けてゴッドファーザーを演じたため、キャンデロロは次はユーモラスなプログラムにしたいと考え、Richard Markowitz のリュッキー・リュック(Lucky Luke,フランスで有名な西部劇の漫画、早撃ちの保安官リュッキー・リュック)を選び、エンニオ・モリコーネを選曲した。このプログラムはユーモアに溢れており、カウボーイハットを背中に縫い付け、演技開始前にジャッジ席の目の前のフェンスに隠れるところから始まる。キャンデロロはこのプログラムをNHK杯で実施するが、ジャンプが不調で三回転アクセルはステップアウト、2回目は二回転アクセルになる。ストイコ、さらには格下と思われていたイゴール・パシケビッチにも抜かれて3位になる。 このシーズンから右足首の痛みに襲われて不調となり、1996年ヨーロッパ選手権でも5位となる。1996年世界選手権ではショートプログラムでコンビネーションジャンプと他のジャンプを2つも失敗して16位でショートを終える。しかしフリーではアクセルを2回とも成功させフリー単独では7位、総合でも9位に入り、地力をみせた。世界選手権から帰国後、右足首の手術を受けた。
※この「1995-1996シーズン」の解説は、「フィリップ・キャンデロロ」の解説の一部です。
「1995-1996シーズン」を含む「フィリップ・キャンデロロ」の記事については、「フィリップ・キャンデロロ」の概要を参照ください。
- 1995-1996シーズンのページへのリンク