1979年シーズン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/17 18:00 UTC 版)
「ルノー・RS10」の記事における「1979年シーズン」の解説
ドライバーは前年に引き続きジャン=ピエール・ジャブイーユと、前年にデビューを果たしたルネ・アルヌーを起用。開幕から4戦はRS01を使用し、第5戦スペインGPからRS10を投入した。 地元レースとなった第8戦フランスGPではジャブイーユが初ポールポジションを獲得し、アルヌーとフロントローを独占した。決勝でもジャブイーユが独走し、ルノーおよびターボエンジン搭載車にとってのF1初優勝を達成した。アルヌーは3位となりワンツーフィニッシュは成らなかったが、2位に入ったフェラーリのジル・ビルヌーヴとの死闘は後世に語り継がれる名勝負となった。 シーズン後半戦は「予選のルノー、レースのウィリアムズ」という勢力図となった。ルノーは4戦連続ポールポジションを獲得したが、エンジンの信頼性不足は解消されず、ジャブイーユ・アルヌー合わせて計14回のリタイヤを喫した。それでも、このシーズンはターボエンジンの可能性を知らしめ、自然吸気エンジンからターボ時代へと推移するきっかけを作った。
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