1970年代:初めてのレディースハンドバッグ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/01 04:40 UTC 版)
「ロンシャン (フランスの企業)」の記事における「1970年代:初めてのレディースハンドバッグ」の解説
事業が拡大するにつれて、ジャン・キャスグランは、女性がハンドバッグに興味を抱いていることに気付いていった。ロンシャンは、1971年に化粧ポーチをリワークしてショルダーストラップと2つのフラップを加えた初のレディースハンドバッグを発表した。 ナイロン製のバッグを製作したのは、ロンシャンが初めてである。1970年代にフィリップ・キャスグランが、カーキ色のナイロンとレザーのバッグラインを構想。このシリーズは持ち運ぶには重いスーツケースに取って代わり、大成功を収めた。フィリップ・キャスグランは、4分の1のサイズに折り畳んでシンプルなポーチに収納できるエクストラ バッグも発明。エクストラ バッグは、1993年に誕生したル プリアージュ® ハンドバッグの前身である。 それ以来、ロンシャンはラゲージとレディースハンドバッグに重点を置くようになった。 1978年に初めてのレディースハンドバッグシリーズ、LMラインを発表。バッグはプリントレザーで作られた。同年に、喫煙者向けアイテムはカタログから姿を消した。 1983年に、フィリップがロンシャンのCEO(最高経営責任者)に就任。妻のミッシェルを迎えリテール部門の指揮を任せた。1991年には、フィリップとミッシェルの長男ジャンも入社し経営に携わるようになった。後に、娘のソフィがアーティスティック・ディレクターに就任した。
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