1960年代 - 1980年代前半
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 04:53 UTC 版)
「文壇バー」の記事における「1960年代 - 1980年代前半」の解説
政治・経済界だけでなく、文壇にも世代交代が進み始め、超大物顧客のみを客層とする経営戦略をとっていた『エスポワール』や『おそめ』の勢いに陰りが出始める一方、若い世代を顧客として取り込んだ新しい高級クラブが文壇バーの主力となっていった。また会社組織で経営する『ラ・モール』のような文壇バーも登場した。 一方、銀座などの高級クラブとは異なる大衆的な飲食店が蝟集する新宿ゴールデン街は、常連客だった中上健次と佐木隆三が1976年にそれぞれ芥川龍之介賞と直木三十五賞を受賞したことで全国的に知名度を上げ、「文化人の集まる飲み屋街」として知られるようになった。
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