若手の育成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 17:39 UTC 版)
また、ロマンポルノ量産体制の維持の必要からも、若手映画人の育成は進められた。1960年代後半から1980年代前半に掛けての若手映画人で、1990年代以降の日本映画界を支えた人物には、初期のキャリアとしてロマンポルノ作品が含まれている人物は別段珍しくもない。 日活ロマンポルノの中で、映画として高い評価を獲得した映画監督には神代辰巳・曾根中生・小沼勝・田中登などがおり、ロマンポルノのブランドから、映画監督としての主要なキャリアを出発させた人物には、石井隆・和泉聖治・金子修介・崔洋一・周防正行・相米慎二・滝田洋二郎・中原俊・那須博之・根岸吉太郎・村川透・森田芳光などがいる(ピンク映画や自主映画出身で、ロマンポルノに招かれた監督、日活買取配給ながら、実際は外部のピンク映画プロダクション製作で、日活撮影所とは関わっていない監督も含む)。
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