1959年の広島カープとは? わかりやすく解説

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1959年の広島カープ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/25 14:08 UTC 版)

1959年の広島カープ
成績
セントラル・リーグ5位
59勝64敗7分 勝率.480[1]
本拠地
都市 広島県広島市
球場 広島市民球場
球団組織
監督 白石勝巳
« 1958
1960 »

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1959年の広島カープでは、1959年シーズンについての広島カープの動向についてまとめる。

この年の広島カープは、白石勝巳監督の7年目のシーズンである。

概要

白石体制7年目のチームは金山次郎小鶴誠といったカープ黎明期の選手が引退したこともありオーダーを若手主体に切り替え、2番に小坂佳隆、3番に森永勝也を入れるなど打撃陣を再編。投手陣ではルーキーの大石清(後にカープはじめ各球団で投手コーチを務める)が加入して長谷川良平備前喜夫らとともに先発陣の一角に入るなど、徐々に若手が台頭。チームは4月は巨人が独走したこともあり8ゲーム差を付けられると、5月には最下位に転落。6月以降は持ち直して巨人・大洋を除く4球団でAクラス争いを繰り広げるが、4位の国鉄とわずか1.5ゲーム差に泣き、借金こそ前年の14から5に減ったものの5位に沈んだ。それでもあわや勝率5割の活躍で、翌年の勝ち越しにつながることになる。 ちなみこの年に記録した開幕から21試合連続一桁安打はプロ野球ワースト記録である。

チーム成績

レギュラーシーズン

開幕オーダー
1 平山智
2 小坂佳隆
3 森永勝也
4 藤井弘
5 大和田明
6 興津立雄
7 阿南準郎
8 田中尊
9 備前喜夫
1959年セントラル・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 9月終了時 最終成績
1位 巨人 -- 巨人 -- 巨人 -- 巨人 -- 巨人 -- 巨人 -- 巨人 --
2位 中日 4.0 国鉄 4.5 国鉄 9.5 大阪 10.5 大阪 12.0 中日 13.5 大阪 13.0
3位 国鉄 5.5 中日 8.5 大阪 11.0 国鉄 12.5 中日 13.5 大阪 13.5 中日
4位 広島 8.0 大阪 9.5 広島 15.0 中日 17.0 国鉄 14.0 国鉄 14.5 国鉄 15.5
5位 大阪 8.5 大洋 10.5 中日 18.0 広島 17.5 広島 16.0 広島 16.5 広島 17.0
6位 大洋 10.0 広島 12.0 大洋 18.5 大洋 20.5 大洋 22.5 大洋 26.0 大洋 28.5
1959年セントラル・リーグ最終成績
順位 球団 勝率
優勝 読売ジャイアンツ 77 48 5 .616 ---
2位 大阪タイガース 62 59 9 .512 13.0
2位 中日ドラゴンズ 64 61 5 .512 13.0
4位 国鉄スワローズ 63 65 2 .492 15.5
5位 広島カープ 59 64 7 .480 17.0
6位 大洋ホエールズ 49 77 4 .389 28.5

[1]

選手・スタッフ

オールスターゲーム1959

ファン投票 小坂佳隆
監督推薦 備前喜夫 大和田明 森永勝治

表彰選手

リーグ・リーダー
受賞者なし
ベストナイン
選手名 ポジション 回数
大和田明 外野手 初受賞

脚注

出典




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