1953-1991: VEBアウトモビールヴェルク・アイゼナハ (AWE)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/27 03:49 UTC 版)
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1年後の1953年には再び社名を変更、VEBアウトモビールヴェルク・アイゼナハ (VEB Automobilwerk Eisenach: AWE) となった。同年、3気筒2サイクルエンジンを搭載した旧式のDKWモデル"IFA・F9"を製造。この時期には旧型のBMWモデルも1955年までは平行して生産された。 1956年、"EMW・340-2"は25,000台以上が生産されのち終了。6気筒4サイクルエンジンの後継モデルがライプツィヒのモーターショーで一部公開されていたが、技術的に複雑すぎたことと追加投資もなされなかったため、生産されることはなかった。このため340シリーズ自体が終了する。 1955年、ヴァルトブルク(Wartburg, タイプ・311、後に312)が市場投入される。F9と同じエンジン同じ技術で製作されたものだった。次いで1966年からタイプ・353が後継となる。技術的には4サイクルエンジンなど多くの改善がされたが実際には新モデルとして販売されることはなかった。唯一1988年からフォルクスワーゲンからライセンス生産された4サイクルエンジンが搭載されただけである。 この会社からは他に"EMW・R 35"モーターサイクルが1955年から生産された。当初はリジッドフレームのR35/2だったが、のち簡単に製造できるR35/3となった。
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