エチレングリコール
分子式: | C2H6O2 |
その他の名称: | グリコール、sym-ジオキシエタン、Glycol、1,2-Ethanediol、Ethylene glycol、sym-Dioxyethane、マクロゴール400BPC、ノルコオール、NCI-C-00920、Ucar-17、Norkool、Dowtherm SR-1、Tescol、1,2-Dihydroxyethane、テスコール、Macrogol 400BPC、ダウテルムSR-1、ウカル17、Zerex、Fridex、Ramp、ゼレックス、フリデックス、ダウサームSR1、ランプ、2-Hydroxyethanol、2-Hydroxyethyl alcohol、Ethane-1,2-diol |
体系名: | エチレングリコール、エタン-1,2-ジオール、1,2-エタンジオール、2-ヒドロキシエタノール、1,2-ジヒドロキシエタン、2-ヒドロキシエチルアルコール |
1,2-エタンジオール
エチレングリコール
(1.2-エタンジオール から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/11 05:51 UTC 版)
エチレングリコール | |
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別称
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識別情報 | |
3D model (JSmol)
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略称 | MEG |
バイルシュタイン | 505945 |
ChEBI | |
ChEMBL | |
ChemSpider | |
ECHA InfoCard | 100.003.159 |
EC番号 |
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Gmelin参照 | 943 |
KEGG | |
MeSH | Ethylene+glycol |
PubChem CID
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RTECS number |
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UNII | |
国連/北米番号 | 3082 |
CompTox Dashboard (EPA)
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特性 | |
化学式 | C2H6O2 |
モル質量 | 62.07 g mol−1 |
外観 | 無色の液体 |
匂い | 無臭[3] |
密度 | 1.1132 g/cm3 (0.04022 lb/cu in) |
融点 | −12.9 °C, 260 K, 9 °F |
沸点 | 197.3 °C, 470 K, 387 °F |
水への溶解度 | 混和 |
溶解度 | アルコール、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、ジオキサンに溶解する。ジクロロメタンと混和し、ジエチルエーテルとはわずかに混和する。トルエンやヘキサンとは混和しない。 |
log POW | −1.69[4] |
蒸気圧 | 7.99 Pa (20 °C)[3] |
粘度 | 1.61×10−2 Pa·s[5] |
熱化学 | |
標準定圧モル比熱, Cp |
149.5 J/(mol·K) |
標準モルエントロピー S |
166.9 J/(mol·K) |
標準生成熱 (ΔfH⦵298)
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−460 kJ/mol |
危険性 | |
労働安全衛生 (OHS/OSH): | |
主な危険性
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有害、摂取すると有毒なシュウ酸を生成、引火性 |
GHS表示: | |
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Warning | |
H302, H373 | |
P260, P264, P270, P301+P312, P302, P314, P330, P501 | |
NFPA 704(ファイア・ダイアモンド) | |
引火点 | 111 °C (232 °F; 384 K) closed cup |
410 °C (770 °F; 683 K) | |
爆発限界 | 3.2–15.2%[3] |
NIOSH(米国の健康曝露限度): | |
PEL
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無し[3] |
REL
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設定無し[3] |
IDLH
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無し[3] |
安全データシート (SDS) | External MSDS |
関連する物質 | |
関連するジオール |
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特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
エチレングリコール(英: ethylene glycol、IUPAC名: ethane-1,2-diol)は、溶媒、不凍液、合成原料などとして広く用いられる 2価アルコールの一種である。分子式 C2H6O2、構造式 HO-CH2-CH2-OH、分子量 62.07。IUPAC命名法では エタン-1,2-ジオール、あるいは 1,2-エタンジオール と表される。粘稠な無色・透明な液体で、甘味があるが高濃度で毒性がある。水などの極性溶媒に溶けやすい。その性質に加えて融点が −12.6 ℃ と比較的低いので水冷エンジンなどの不凍液として用いられている。引火点 111℃、発火点 398℃で、消防法上の第4類危険物(第3石油類)に指定されている。宇宙空間で発見されている[6]。
合成
エチレングリコールは、エチレンオキシド(エポキシエタン、オキシラン)を酸触媒下で加水分解すると得られる。無触媒条件下でも、高温、高圧下でエチレンオキシドと水を反応させてエチレングリコールを得ることができる。
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