WiMAX(ワイマックス)
試験サービスを始めたのはUQコミュニケーションズ(KDDI、インテル、JR東日本、京セラなどが出資)で、今夏には首都圏・中部・関西までサービスエリアを拡大し、2010年3月末までに政令指定都市・全国主要都市での展開を目指しています。利用者は購入したデータ通信カードをパソコンに差し込み、簡単な設定を行うだけで、家庭、職場、街頭、電車や自動車の中など、場所を問わずにブロードバンド環境が実現できます。インターネットで動画や音楽、電子コミック、ゲームなどを短時間でダウンロードし、パソコンや携帯端末上でスムーズに再生・閲覧することができるようになるそうです。今後、WiMAX搭載のパソコンが発売されれば、普及に弾みがつくでしょう。
一方、PHS事業者のウィルコムは、WiMAXと同様の高速無線通信が可能な「次世代PHS」方式でのサービスを計画しており、09年4月以降、サービスを順次開始する予定です。「いつでも、どこでも、何でも、誰でも」ネットワークにつながるユビキタス社会が、すぐそこまで来ています。
(掲載日:2009/03/30)
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