10の前奏曲 作品23
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「前奏曲 (ラフマニノフ)」の記事における「10の前奏曲 作品23」の解説
1903年に発表された10曲からなる前奏曲集である。これらのうち最も早く1901年に作曲されたのがト短調の作品である。この曲は嬰ハ短調の前奏曲に次いで有名な作品で、「プレリュード・マーチ」の愛称でも親しまれている。 残る9曲はそれから1903年にかけて作曲された。前述の通りこの間には「ショパンの主題による変奏曲」作品22も作曲されている。1903年2月23日(当時ロシアで用いられていたユリウス暦では2月10日)にはモスクワで作曲者自身のピアノにより、変奏曲とともにこの曲集のうち数曲が初演された。 嬰ヘ短調 ラルゴ 変ロ長調 マエストーソ ニ短調 テンポ・ディ・ミヌエット ニ長調 アンダンテ・カンタービレ ト短調 アラ・マルチア 変ホ長調 アンダンテ日本の音楽ユニットであるALI PROJECTのアルバム『Fantasia (ALI PROJECTのアルバム)』2曲目である『21世紀新青年』のサビに引用されている。 ハ短調 アレグロ 変イ長調 アレグロ・ヴィヴァーチェ 変ホ短調 プレスト 変ト長調 ラルゴ
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