黒田二郎(くろだじろう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 08:14 UTC 版)
「ヒメノスピア」の記事における「黒田二郎(くろだじろう)」の解説
公安警察特務捜査課課長。「蜂」関連の事件の捜査を行っている。上の意向(警視総監以外であることだけは確かだが詳細は不明)により渋々「女王」・姫乃捕獲作戦を指揮しているが、15年前に発生した「蜂」絡みの爆破テロ事件に妊娠中の妻を奪われているため、本当は「蜂」の死滅を望んでいる。渚達が姫乃に悪質なセクハラをした担任を殺害したことを切っ掛けに姫乃の存在を知り、尋問中に見せた「蜂」の死骸に対する反応などから姫乃と「蜂」との浅からぬ因縁を確信するが、当初は姫乃が「女王」だとは気が付かず、涼子の進言によって大幅に増えた「兵士」達に1度は返り討ちにされ「姫乃に近付くな」と警告される。しかし、警視総監に警備部機動隊と特殊急襲部隊を指揮することを許可されたので鷺宮女子高の制圧を強行し、「兵士」達どころか判別困難を理由に「兵士」以外の生徒まで射殺し、姫乃の自宅に向かわせて姫乃の母親まで射殺した。しかし、渚の尽力と藤本達の裏切りによって姫乃を取り逃がしてしまう。そこで、姫乃が普通に対する強い憧憬の持ち主だと推理した上で鷺宮女子高銃撃テロ事件を警察側の都合が良い形で報道させ、母親(によく似た役者)を逮捕したとテレビに流させた。だが、これが姫乃に警察組織を浸食するだけの時間と勇気を与えてしまい、最終的にはほぼ一騎打ち状態にまで追い詰められた。それでもなお負けを認めず害意を取り下げなかったため、とうとう姫乃に惨殺された。
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