穂高あゆみとは? わかりやすく解説

穂高あゆみ

(麻生あゆみ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/03 19:06 UTC 版)

ほだか あゆみ
穂高 あゆみ
本名 倉林あゆみ
別名義 麻生あゆみ
生年月日 (1974-03-23) 1974年3月23日(51歳)
出生地 日本埼玉県
民族 日本人
身長 173 cm[1]
血液型 B型
ジャンル キャンペーンガール,女優
活動期間 1994年 - 2000年代
活動内容 1995年:『超力戦隊オーレンジャー
配偶者 あり
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穂高 あゆみ(ほだか あゆみ、1974年3月23日[1] - )は、日本の元キャンペーンガール、元女優。本名は倉林 あゆみ。旧芸名は 麻生 あゆみ あそう あゆみ[1]

埼玉県出身[1]血液型B型趣味・特技はテニス[1]スキーピアノ[1]折り紙[1]

来歴

1994年、'94年旭化成水着キャンペーンガールに選ばれる。

1995年京浜急行キャンペーンガールも務めながら『超力戦隊オーレンジャー』の女戦士・二条樹里/オーイエロー役で出演[1]

現在は芸能界を引退し、1男1女の母親になっている[2]

長い間、公の場に姿を見せていなかったが、2015年7月5日、『オーレンジャー』で共演した宍戸マサル主催の同窓会に参加している[3]

2025年8月3日、東京都千代田区の一ツ橋ホールにて行われた『超力戦隊オーレンジャー』放送開始30周年記念「オレたち、永遠のオーレンジャー!」イベントに、宍戸マサル正岡邦夫合田雅吏さとう珠緒山口将司宮内洋速水けんたろう関智一竹本昇監督と共に出席した[4][5][6][7][8][9][10][11][12][13][14][15][16]

『オーレンジャー』に関するエピソード

オーディションでは、初めての芝居で戸惑いもあったが、日増しに絶対残りたいという気持ちが芽生え、最終オーディションでは緊張から涙が出るほどやりたいという気持ちが強くなっていたという[1][2]。幼少時に『電子戦隊デンジマン』を観ていた記憶があったことから、ヒーロー番組は子どもへ深い印象を与えられるというイメージを持っていた。また、大学では幼児教育を選考していたこともあり、子どもから絶大な支持を受けている番組のオーディションに合格できたら光栄だろうなと思いオーディションに臨んだとも語る[2]

旭化成水着キャンペーンガールを務めていた経験から、作中で水着姿となることに抵抗はなかった[2]。水着姿でのアクションを披露した第23話の撮影では、藪の中で生傷が絶えず[2]、前転したところ落ちていた栗に気づかず背中に棘が刺さり大騒ぎになったという[1]。麻生(穂高)は、スタッフがとても気を使ってくれたことに感激したと述懐している[1]

『オーレンジャー』への出演を誇りに思っており、印象に残る同作スタッフとして、小笠原猛いのくままさおの名前をインタビューで挙げた。ほかには、オーイエローのスーツアクターである中川清人から受身や諸々の指導を受けたという[2]。また、ファンレターのほとんどは女性からのものであり、同性から好かれるのは光栄であったと述べている[1]

共演した丸尾桃(オーピンク)役のさとう珠緒は、当時キャンペーンガールも兼任していた麻生は多忙のため常に疲れており、共演者の宍戸マサルが励ましていたと証言している[17]。さとう自身も撮影中から麻生と仲が良かったが、プライベートでゆっくり付き合うようになったのは番組終了から数年後であったと述べている[17]

2025年8月3日、東京都千代田区の一ツ橋ホールで行われた「超力戦隊オーレンジャー」の放送開始30周年記念イベントにて、「まさかこの場に立てるとは思っていませんでした」と涙ぐみ、「皆さんに30年も愛していただいてる『オーレンジャー』に出演できたことを、今も誇りに思っています。これからも『オーレンジャー』愛してください」とコメントした[18][19][20]

出演

テレビ

映画

オリジナルビデオ

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l 「メモリアル座談会」『超力戦隊オーレンジャー超全集小学館てれびくんデラックス〉、1996年3月1日、71-75頁。ISBN 4091014518 
  2. ^ a b c d e f 宮島和弘 編「SPECIAL MESSAGE 麻生あゆみ」『東映ヒーローMAX』 Vol.26 2008 SUMMER、辰巳出版〈タツミムック〉、2008年9月10日、94頁。 ISBN 978-4-7778-0555-6 
  3. ^ さとう珠緒のブログ「珠緒のお暇なら見てよね」 Powered by Ameba「20周年」(2015年7月5日)”. 2021年8月26日閲覧。
  4. ^ さとう珠緒、30年前のミニ丈役衣装で登場 ファンの大歓声に涙「こんな奇跡はない」”. ENCOUNT編集部 (2025年8月3日). 2025年8月3日閲覧。
  5. ^ 『超力戦隊オーレンジャー』5人が当時の衣装で登場 “リキ”山口将司も登場でファン歓喜”. ORICON NEWS (2025年8月3日). 2025年8月3日閲覧。
  6. ^ さとう珠緒 「丸尾桃役、さとう珠緒です!」30年ぶりオーレンジャー衣装で5人が勢ぞろい”. 中日スポーツ (2025年8月3日). 2025年8月3日閲覧。
  7. ^ 【動画】『超力戦隊オーレンジャー』30年ぶりにキャスト全員集結変身ポーズ披露で観客大興奮“リキ”山口将司もサプライズ登場!速水けんたろうが主題歌熱唱”. 2025年8月3日閲覧。
  8. ^ 「超力戦隊オーレンジャー」宍戸マサル、さとう珠緒らメンバー再結集!当時の衣装にファン熱狂”. シネマトゥデイ (2025年8月3日). 2025年8月3日閲覧。
  9. ^ 『オーレンジャー』リキ・山口将司が登場「今年で43歳」 新たなリキへの率直な思いも”. ORICON NEWS (2025年8月3日). 2025年8月3日閲覧。
  10. ^ 『オーレンジャー』宮内洋がメッセージ「誇りに思います」 オーレッド役・宍戸マサル“ド派手”爆破演出は「参謀長がいたから(笑)」”. ORICON NEWS (2025年8月3日). 2025年8月3日閲覧。
  11. ^ 『オーレンジャー』オーブルー・合田雅吏、バラリベンジャー・大塚明夫と共演へ「30年経って…本当にびっくり」”. ORICON NEWS (2025年8月3日). 2025年8月3日閲覧。
  12. ^ 『オーレンジャー』オーレッド・宍戸マサル、撮影で使った特攻服は自前?撮影秘話にタジタジ”. ORICON NEWS (2025年8月3日). 2025年8月3日閲覧。
  13. ^ 速水けんたろう「大きなお友達がいっぱい(笑)!」 『オーレンジャー』3曲熱唱”. ORICON NEWS (2025年8月3日). 2025年8月3日閲覧。
  14. ^ 『オーレンジャー』チーフ助監督「ものすごく王道」 オーレッド・宍戸マサルが感謝”. ORICON NEWS (2025年8月3日). 2025年8月3日閲覧。
  15. ^ 『オーレンジャー』ブルドント・関智一がメッセージ 唯一?の偉業もアピール”. ORICON NEWS (2025年8月3日). 2025年8月4日閲覧。
  16. ^ 『オーレンジャー』キャスト5人が涙と笑顔のあいさつ「こんな奇跡ない」”. ORICON NEWS (2025年8月3日). 2025年8月4日閲覧。
  17. ^ a b 「SPECIAL INTERVIEW'95 さとう珠緒」『スーパー戦隊 Official Mook 20世紀』《1995 超力戦隊オーレンジャー》講談社〈講談社シリーズMOOK〉、2019年4月10日、20-21頁。 ISBN 978-4-06-513710-9 
  18. ^ 「超力戦隊オーレンジャー」宍戸マサル、さとう珠緒らメンバー再結集!当時の衣装にファン熱狂”. シネマトゥデイ (2025年8月3日). 2025年8月3日閲覧。
  19. ^ 「超力戦隊オーレンジャー」約30年ぶり宍戸マサル、正岡邦夫、合田雅吏、麻生あゆみ、さとう珠緒が集結&変身ポーズ!当時13歳リキも来た!宮内洋、関... youtu.be/maohF_nwLk4?si… @YouTubeより”. 2025年8月3日閲覧。
  20. ^ 『オーレンジャー』キャスト5人が涙と笑顔のあいさつ「こんな奇跡ない」”. ORICON NEWS (2025年8月3日). 2025年8月4日閲覧。




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