かのこ‐そう〔‐サウ〕【鹿の子草/×纈草】
かのこそう (鹿子草)
●わが国の各地をはじめ、サハリン・南千島、朝鮮半島や中国東北部に分布しています。明るくやや湿った草地に生え、高さは30~80センチになります。5月から7月ごろ、茎の先端に散房花序をだし、小さな淡い紅色の花を咲かせます。名前は白いつぼみと淡紅色の花が鹿子模様に見えることから。根や根茎は「吉草根」と呼ばれ、鎮静・鎮痙薬として利用されます。
●オミナエシ科カノコソウ属の多年草で、学名は Valeriana fauriei。英名はありません。
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