鳴瀬喜博の加入
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 00:07 UTC 版)
「カシオペア (バンド)」の記事における「鳴瀬喜博の加入」の解説
櫻井と神保の脱退を受けて、1990年にセッション・ベーシストの御大“ナルチョ”こと鳴瀬喜博とジャズ・ドラマーの日山正明を迎える。鳴瀬はカシオペアがアマチュア時代に参加した「EastWest'77」で審査員をして以来の、日山はカシオペアのデビュー前後に活動していたフュージョン・バンド、クロス・ウィンドの元メンバーでそれ以来の付き合いと、音楽性や技能とともに継続して活動できるように知古の者を選んだ。メンバーチェンジをしたカシオペアは、すぐさまアルバム『THE PARTY』と同タイトルの映像作品を制作し、同時発売するとともにライブ活動も再開した。翌1991年、アルバム『FULL COLORS』を制作して発売。前作同様にインスト曲のみで構成される作品であり、1980年代後半に変貌させていた音楽性を軌道修正していた。 1992年に病気療養を理由に日山が脱退し、その後任に当時22歳の熊谷徳明が加入した。熊谷は海外での音楽留学から帰国後、国内での活動を見いだすためにアマチュア時代に敬愛していたカシオペアの所属事務所にプロフィールとデモテープを送っていたのが採用のきっかけとなった。
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