鮎川駅 (茨城県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/22 18:51 UTC 版)
| 鮎川駅 | |
|---|---|
| 
       駅舎(2005年3月)
       | |
| あゆかわ AYUKAWA | |
| 
       ◄桜川 (1.5 km)
       | |
| 所在地 | 茨城県日立市国分町一丁目6-2 | 
| 所属事業者 | 日立電鉄 | 
| 所属路線 | 日立電鉄線 | 
| キロ程 | 6.6 km(大甕起点) | 
| 駅構造 | 地上駅 | 
| ホーム | 1面2線 | 
| 開業年月日 | 1947年(昭和22年)9月1日 | 
| 廃止年月日 | 2005年(平成17年)4月1日 | 
| 備考 | 路線廃止に伴う廃駅 | 
鮎川駅(あゆかわえき)は、茨城県日立市国分町一丁目にあった日立電鉄日立電鉄線の駅(廃駅)である。同線の終着駅となっていた。
歴史
駅構造
島式ホーム1面2線を持つ交換可能な地上駅で、開業当初から廃止時まで有人駅であった。日立電鉄線の終着駅で、構内に留置線・列車洗車台なども有していた。直営駅として営業されていたが、駅員配置時間は限られ、平日は7時から9時40分および、15時50分から19時までで、土曜日と休日は駅員の配置はなかった。
鮎川駅から日立方面への路線が延伸される予定があったことから[注釈 1][要出典]、構内の線路がプラットホームより日立方面へさらに奥へと数百メートル先まで延びており、その線路の途中にある踏切までは留置線として使用された。駅舎は鉄筋コンクリート造の小さなもので、自動券売機が1台設置されてあり、駅員無配置時間帯でも乗車券の購入ができた。そのため、乗車駅証明書発行機の設置はなかった。
地理的には、JR東日本常磐線の常陸多賀 - 日立間の線路の脇に位置し、常磐線の駅とは線路を挟んで反対の海側に駅舎があった。駅舎がある位置から、JR常磐線の線路を渡って対面側に鮎川集落が開けていることから、構内を移動するときは駅舎を通らずともホームから鮎川集落に方面へと直接行ける構造となっていた。
のりば
| 番線 | 路線 | 行先 | 
|---|---|---|
| 1 | 日立電鉄線 | 大甕・常北太田方面 | 
| 2 | 
駅周辺
- 鮎川
- 鮎見橋
- 日立鮎川三郵便局[3]
- 茨城県立多賀高等学校
- 日立市立日立特別支援学校(旧・日立市立日立養護学校)
- 日立市立油縄子小学校
- 日立市立多賀中学校
- レゾナック山崎事業所(桜川)
- 池の川市民運動公園 - 当駅の駅名標で紹介されている。
廃止後
2006年(平成18年)9月中旬に駅舎が解体され現在は面影もない。駅跡地のすぐ脇にある常磐線の踏切名は「鮎川駅前踏切」のまま残っていたが、2022年10月に撤去された。
隣の駅
- 日立電鉄
- 
    日立電鉄線 
    - 桜川駅 - 鮎川駅
 
脚注
注釈
出典
- ^ 日立市都市建設部公共交通政策課. “日立電鉄線跡地 〜新しいまちづくりへの第一歩〜” (PDF). 国土交通省. 2022年1月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月15日閲覧。
- ^ a b 青野昌行、安藤剛 (2017年8月3日). “BRT / 日立市 沿線住民の支持を固めて延伸へ”. 新・公民連携最前線 | PPPまちづくり. 事例研究. 日経BP. 2023年1月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月15日閲覧。
- ^ “日立鮎川三郵便局”. 日本郵政. 2025年8月23日閲覧。
関連項目
「鮎川駅 (茨城県)」の例文・使い方・用例・文例
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