高速鉄道へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/06 05:16 UTC 版)
「パリ・ブリュッセル・アムステルダム間の列車」の記事における「高速鉄道へ」の解説
詳細は「タリス」を参照 1995年1月23日、LGV北線を経由しパリとブリュッセルを結ぶTGV3往復が運行を開始した。これには直流3000V電化のベルギー国内を走行可能なTGV Réseauの3電源対応車が用いられた。この時点では高速線を走行するのはパリ - リール間のみであり、リール・ユーロップ駅で方向転換を行なってベルギー国内では在来線を走行していた。所要時間は2時間23分から28分と、在来線経由と大差ないものであった。 1995年5月27日にはパリ - ブリュッセル間にもう一往復のTGVが増発された。この列車は途中無停車ではあるが在来線を経由した。 1996年6月2日にはLGV北線のベルギー国境までの区間とベルギー高速鉄道1号線の国境からアントアン(Antoing)までの区間が開業し、パリ - ブリュッセル・アムステルダム間などでタリスの運行が始まった。本数はパリ - ブリュッセル間で13往復(ブリュッセル以遠への列車も含む)、パリ - アムステルダム間で4往復であった。なおパリ - アムステルダム間のユーロシティだったエトワール・デュ・ノールはこの時廃止された。 その後ベルギーやオランダでの高速新線の開業・延伸により、タリスの所要時間は短縮され続けており、本数も増加している。
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