高速艇甲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/05/20 12:38 UTC 版)
高速艇甲(こうそくていこう、略称:HB-K)は、日本陸軍が保有したモーターボートである。上陸戦時の偵察や連絡を目的に、イギリス海軍の魚雷艇を原型として1920年代に開発された。初期の名称は偵察艇[4]。当時の日本の軍用小型艇としては最速で、日本海軍にも派生型が提供された。
注釈
- ^ 日本海軍も40フィート型より新しい55フィート型2隻を別途購入したことがあるものの、海軍では特段の発展を見なかった[5]。
- ^ 海軍文書では「6気筒」の400馬力エンジンとされているが[7]、400馬力級のリバティエンジンはV型12気筒のリバティ L-12(en)で、V型6気筒のリバティ L-6(en:Liberty L-6)は200馬力級である。
出典
- ^ a b 松原(1996年)、177頁
- ^ a b c d e f g h i j k l 日本造船学会(1977年)、766頁
- ^ a b c d e f g h i j k 松原(1996年)、328頁
- ^ a b c d 陸軍運輸部長 木原清 「船舶輸送用補助物件調査研究実施の件」『昭和四年 密大日記』第4冊、アジア歴史資料センター(JACAR) Ref.C01003880900、画像31-42枚目
- ^ a b 石橋(2000年)、41-42頁
- ^ a b c d 松原(1996年)、63-64頁
- ^ a b c 「軍務1機密第354号ノ2 高速内火艇配属ノ件」『公文備考 昭和十二年 F 艦船』巻6、JACAR Ref.C05110878700
- ^ a b c 福井(1993年)、326頁
- ^ 「陸海軍連合演習実施ニ関スル件」『昭和九年 密大日記』第3冊、JACAR Ref.C01007502600
- ^ 松原(1996年)、109頁
- ^ 松原(1996年)、135-136頁
- ^ 松原(1996年)、202頁
- ^ 松原(1996年)、229頁
- ^ 日本造船学会(1977年)、598-599頁
高速艇甲
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