高等教育用地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/18 14:27 UTC 版)
第二地区の東部、市街地に設置する用地「にぎわいの丘」は高等教育用地として大学や専門学校などの誘致が計画されている。以前、松山大学が新学部設置を検討していたが2003年に松山大学の経営判断で中止となった。それ以後は県外の私立大学や専門学校の誘致を進めており学校法人加計学園が獣医学部の立地を計画している。しかし獣医学部には国による入学定員の規制があるため市は県と共に国に規制緩和を求めて構造改革特区を提案しているが「獣医師の供給不足は起きていない」と却下されるなど誘致は難航している。 しかし、2015年12月に地域限定で規制を緩和する国家戦略特別区域に今治市が指定(広島県と一体指定)され、2016年11月の国家戦略特区諮問会議では特区内の大学などでの獣医学部の新設を認めることを決定。 2017年1月には新設地が今治市に絞り込まれ、内閣府が特区内で獣医学部を運営する事業者の公募を開始。学校法人加計学園のみが公募に応じ、岡山理科大学が2018年4月に獣医学部を開設する事が決まった。国内の獣医学部は52年ぶり、四国では初の開学となる。2018年4月3日に「岡山理科大学今治キャンパス」として開学した。
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