駒ヶ根高原水力発電所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/21 00:37 UTC 版)
駒ヶ根市赤穂7-884、駒ヶ根高原・古城公園付近に立地する水力発電所(マイクロ水力発電)。上流の取水堰から最大0.14立方メートル毎秒の水を取り入れ、高密度ポリエチレン製による埋設の水圧管路(一部斜面ではステンレス製ワイヤー吊り下げ支持)を通じて半地下式の発電所建屋まで導き、横軸ペルトン水車と三相誘導発電機によって最大158キロワットの電力を発生、電圧6.6キロボルトで送電する。年間発生電力量として100万キロワット時を見込む。 2012年(平成24年)の固定価格買い取り制度 (FIT) 制定を受け、駒ヶ根市は2014年(平成26年)に策定した第4次総合計画の中で、木曽山脈(中央アルプス)山麓において環境に配慮した水力発電の開発を推進する方針を示した。地元の民間企業である株式会社ヤマウラはこれに呼応し、2013年(平成25年)4月に流況調査を開始。地元説明・環境アセスメント等を経て、2017年(平成29年)10月に建設工事着手。2018年(平成30年)10月に運用を開始した。
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