食事以外の利用の形態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/21 02:41 UTC 版)
安価な使い捨ての皿としての用法以外に、遊びの範疇での玩具を作る工作の材料に使われることがある。 例えば工作少年などを対象とした工作指導書では、丸い紙皿を2枚用意して片方の糸底(皿として置いた場合に下に触れる部分)を円周状に切って中央をくりぬき、それを下としてひっくり返した紙皿をかぶせて縁を接着ないしホッチキスやセロハンテープで固定、これをフリスビーとして投げて飛ばす。 このほかにも、ストローを軸に紙を何重にも巻きながら接着して背の低い円筒をつくってストローを引き抜き、紙皿の中心にこの円筒が貫通する穴を開け、円柱を貫通させ皿の底に円筒の頭がのぞく状態で接着・固定し、皿をひっくり返して皿の底から飛び出した円筒にゴム風船をかぶせ、ストローを円筒の穴に指して風船を膨らませたら、平らな板(または床)の上に置くことで、風船に蓄えられた圧搾空気が噴出する圧力でホバークラフトのように浮上して滑走する玩具が作られる。身の回りにある加工しやすい紙の円盤として、かざぐるまやフェナキストスコープの製作などにも利用される。 また一時的に物品を載せておくためのトレイとして利用されることもある。パイ投げでは紙皿をパイに見立てこれにシェービングクリームやホイップクリームが盛り付けられ投擲される。紙皿は柔軟でもあるため、万一紙皿が衝突しても安全である。
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