飛騨地方発着便
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/27 01:59 UTC 版)
岐阜県の飛騨地方については、高山濃飛バスセンター(高山市)・白川郷(大野郡白川村)と富山駅前を結ぶ高速バス「高山 - 富山線」や、平湯温泉(高山市)と富山駅前を結ぶ特急バス「奥飛騨温泉郷 - 富山線」が、途中富山空港を経由する。 高速バス「高山 - 富山線」 詳細は「富山地方鉄道#高山線」および「濃飛乗合自動車#高速バス」を参照 特急バス「奥飛騨温泉郷 - 富山線」 詳細は「富山地方鉄道#神岡・新穂高・平湯温泉線」および「濃飛乗合自動車#特急バス」を参照 かつては、高山濃飛バスセンター(高山市)から菅沼(南砺市)を経由して富山空港までを結ぶ高速バス「高山 - 富山きときと空港線」や、越中八尾駅から富山空港までを結ぶ乗合タクシーが運行していた。 高速バス「高山 - 富山きときと空港線」 高山濃飛バスセンター - 菅沼 - 富山きときと空港 富山地方鉄道・濃飛乗合自動車の共同運行。2019年9月1日 - 2020年3月31日の期間限定で毎日2往復運行。全日本空輸の羽田 - 富山線の時刻に合わせたダイヤになっていた。 富山空港の利用者を増やすため、富山県が予算総額2,440万円かけて行う事業として実験的に運行。富山空港は高山市に最も近い空港であることから、観光客や飛騨地区の住民などにより1日十数人程度の利用を想定していたが、実際には1便当たり平均0.75人、運行開始からの5か月間の合計で459人しか利用がなかった。PR不足に加え、需要が見込まれる路線ではなかったことが原因と言われている。そのため2020年4月1日以降は富山県の補助金により、前述の高速バス「高山 - 富山線」を2往復増便し、空港を経由する形態に変更した。 乗合タクシー 越中八尾駅 - 富山きときと空港 上記高速バスと同一の期間、富山地鉄タクシーが1日1往復運行していた(前日までの予約制)。これは空港から富山駅に向かうとダイヤ上高山本線に乗り継げないというケースに関して、より岐阜県に近い越中八尾駅に向かうことで乗り継ぎを可能にし、飛騨地方へのアクセスを改善することを目的としていた。
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