風化岩石の採掘
風化岩石(主として風化花崗岩、いわゆるマサ土-まさつち-、サバ土-さばど-)の採掘の場合は、原則として採掘作業中のベンチの高さは5m以下、ベンチの幅は「起砕岩石の広がり幅(ベンチ高さ程度)+仕様機械が安全に作業できる幅」以上とすること。
また掘削面の傾斜は原則として45°以下とし、岩質に応じて安全を保持できる勾配とすること。
採掘箇所の総垂直高さは原則として50m以下とし、その全体の傾斜は岩石の性質、賦存状態などを考慮して安全を保持できる傾斜とすること。
なお採掘中に形成される残壁は、原則として高さ5m以下毎に2m以上の適切な幅を有する小段を設け、かつ安全を保持できる平均傾斜とすること。- 風化岩石の採掘のページへのリンク