韓国語サイトが受けた被害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 02:23 UTC 版)
「韓国ドメインからの2ちゃんねるへのサイバーテロ事件」の記事における「韓国語サイトが受けた被害」の解説
韓国側の見解によれば、韓国からの攻撃を事前に察知した2ちゃんねる側の一部ユーザーが、2月28日午後8時、午後9時、3月1日午前10時に、それぞれDCインサイドなどの韓国サイトへ先制攻撃をしたとされている。日本側の一部ユーザーは、したらば掲示板の「VIP落とした韓国にたっぷりお礼をするスレ」内で事前に攻撃計画を立てており、アパッチ砲などの攻撃用ソフトも配布していた。しかし、したらば掲示板の一部ユーザーが3月1日以前に攻撃を計画し実行したとしても、元を辿れば韓国側から日本側への先制攻撃に対する反撃であるとする見解もあり、どちらが先に攻撃したかについては日韓双方で見解が対立している。 韓国から日本への攻撃は、当初は3月1日午後1時からの予定だったが、実際には午前11時頃から攻撃が行われ、午後2時頃には2chはほぼ全てのサーバーが機能しなくなる程の攻撃を受けた。 ほぼ全てのサーバーがダウンする程の大規模な攻撃を受けたにも拘わらず、2ちゃんねるでは韓国からのサイバーテロへの反撃に対して「やり返したら同じレベルに落ちる」などとして否定的な意見が多く、賛同を集めたり大規模なコミュニティが形成されることはなかった。しかし一般ユーザーから隔離されている一部の掲示板からは韓国側への断続的な反撃が行われた。 日本側の一部ユーザーは午後6時頃から韓国側に本格的な反撃を行い、韓国大統領府など複数のサイトを攻撃した。しかし、大統領府では、日本のIPアドレスを完全に遮断して、日本では大きな被害を与えることができなかった。5分間、しばらく遅いだけだった。 韓国の民間外交使節団「VANK」には複数回の攻撃が行われ、VANKの4つのルーターの内の2つがダウンし、アクセス速度の低下が発生した。 韓国の匿名コミュニティサイトTHREADICは3月2日午前2時まで日本側からの攻撃を受け続けた。大量の日本人がTHREADICに流入しコミュニティが占領され、サーバーが正常に回復したのは午後8時頃だった。 日本側の一部ユーザーは3月6日に801砲とハイピング砲を使った韓国側への一斉DoS攻撃を計画していたが、内部分裂により実行されなかった。 また、騒動が殆ど収束した3月13日にも日本側から韓国DCインサイトへ攻撃が行われ、503エラーが表示される状態になったが、1時間も経たずに回復した。 しかし、これらの反撃の規模は韓国から日本へ行われたものの半分にも満たなかった。
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