静的メタデータ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 09:42 UTC 版)
「ハイダイナミックレンジビデオ」の記事における「静的メタデータ」の解説
静的なHDRのメタデータは、ビデオ全体についての情報を与える。 SMPTE ST 2086 ないし MDCV (Mastering Display Color Volume):マスタリング用ディスプレイのカラーボリュームを記述(例えば、原色点、白色点および最大および最小輝度)。SMPTEによって定義されており、AVC規格およびHEVCでも定義されている。 MaxFALL (Maximum Frame Average Light Level) MaxCLL (Maximum Content Light Level) これらのメタデータにはコンテンツよりもカラーボリュームの小さな民生用HDRディスプレイ(例えば、ピーク輝度、コントラスト、色域など)にどのようにHDRコンテンツを適用するのかは記載さえれていない。 MaxFALLおよびMaxCLLの値は、マスタリング用ディスプレイでシーンがどのように見えるのかに基づいてビデオストリーム自体(MaxFALLには黒枠は含めない)から計算される。任意の値を設定することは推奨されない。
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