青木秀仁とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 青木秀仁の意味・解説 

青木秀仁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/18 21:12 UTC 版)

青木 秀仁(あおき ひでひと)

  1. 1970年 - 2002年ゲームミュージック作曲家。以下で詳述。
  2. 1976年3月8日 - )プログラマ。Shamrock Records株式会社代表取締役。自動翻訳アプリ「UDトーク」の開発者。

青木秀仁(あおき ひでひと、1970年 - 2002年)はゲームミュージックの作曲家。千葉県出身。

代表作は『魔神転生』、『魔神転生II SPIRAL NEMESIS』、『女神異聞録ペルソナ』など。

来歴

グラフィックデザイナーを経て作曲家に転向。株式会社アトラスに入社し、増子司らと共にサウンドチーフとして女神転生シリーズの音楽を支えた。スーパーファミコン版『真・女神転生II』のサウンドトラックに収録するアレンジバージョンを録音するために、増子と共にイギリスアビー・ロード・スタジオへ赴いた事もある(※この時の様子が同作サウンドトラックのブックレットに、増子司の日記という形で写真付きで収録されている)。

『女神異聞録ペルソナ』では、悪魔(敵)の声や「サトミタダシ薬局店のうた」を唄うなど多彩な才能ぶりを発揮した。また、1999年1月31日六本木ヴェルファーレ2007年現在閉店)で行なわれたアトラス主催の新作ゲーム(ペルソナ2 罪)発表会「闇のサバト」においては「サトミタダシ薬局店のうた」を観客の前で熱唱する姿も見受けられた。

2001年にアトラスを退社。ソニー・コンピュータエンタテインメントに籍を移したが、2002に山道をドライブ中、路面凍結のためスリップ事故を起こし、その際にガードレールが車中の当人を直撃、帰らぬ人となった。享年32[1]

2003年に発売されたプレイステーション版『真・女神転生if...』の作中および『真・女神転生サウンドコレクション』には、隠しトラックとして青木が作曲した『魔神転生』のオープニングテーマをアレンジした楽曲が収録されている。これは、青木を師と慕っていた土屋憲一が追悼の意味合いで収録したもの[2]

主な作品

脚注

出典

  1. ^ 音職人のつぶやき Vol.38,アトラス公式ポータルサイトにてサウンド担当・土屋憲一が故人について言及
  2. ^ 電撃オンライン. “【ほぼ毎日特集#60】アトラス最新作の情報も!? 『真・女神転生』『ペルソナ』シリーズを大解剖「教えて!土屋憲一先生」(前編・ミゲル)”. 電撃オンライン. 2025年2月18日閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「青木秀仁」の関連用語

青木秀仁のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



青木秀仁のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの青木秀仁 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS