震災直後からせんだいメディアテーク再開まで
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「3がつ11にちをわすれないためにセンター」の記事における「震災直後からせんだいメディアテーク再開まで」の解説
せんだいメディアテークは東日本大震災によって7階の天井が一部落下し、休館を余儀なくされた。建物の構造自体には問題がなかったため、2011年5月3日に一部開館されることになったが、震災直後の混乱とした状況下に東北地方の文化拠点のひとつである施設として、どのような活動や取り組みをしていくべきか議論がなされた。その際、事業の構想において重要であったのは、 予算が凍結状態になる可能性も踏まえて「ゼロ円でもできる」こと 生涯学習施設という「政策に合致している」こと 立ち上げた事業の「スキームをスタッフがすでに持っている」こと 民意、心情として「共感できる」こと の4点であった。そして大きく分けて2つの事業が立ち上げられる。そのひとつが、メディア活動として、震災復興の過程を市民自らが記録し保存していくための「メディアセンター的機能」をベースとした「わすれン!」であり、もうひとつが被災後の人々が寄り添い語り合える場をつくる「コミュニティセンター的機能」を持った「考えるテーブル」であった。「考えるテーブル」では現在まで「てつがくカフェ@せんだい」による震災にまつわるテーマについて語り合う「てつがくカフェ」が継続的に開催されている。
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