雷門小福とは? わかりやすく解説

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雷門小福

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/04 01:08 UTC 版)

雷門 小福(かみなりもん こふく)は落語家の名前。


雷門かみなりもん 小福こふく
本名 中島なかじま 捨男すてお
生年月日 1934年4月21日
没年月日 (2012-04-07) 2012年4月7日(77歳没)
出身地 日本愛知県名古屋市
師匠 初代三遊亭小圓歌
初代雷門福助
名跡 1. 島一声(1952年 - 1954年)
2. 雷門小福(1954年 - 2012年)
活動期間 1952年 - 2012年
所属 フリー

雷門 小福(かみなりもん こふく、1934年4月21日 - 2012年4月7日)は、愛知県名古屋市生まれの落語家である。本名:中島なかじま 捨男すてお

落語の世界に入って以来、ずっと地元名古屋を拠点としており、東京・大阪の業界団体には入らず、自前の芸能事務所を立ち上げ、独自の艶笑噺や人情噺を得意として、名古屋の大須演芸場を定席とし、長年活躍していた。

名古屋での活躍や本人の経歴については演芸研究家である瀧口雅仁による『噺家根問』に、晩年の活動・活躍については弟子の登龍亭獅篭(雷門獅篭)が大須演芸場をテーマにしている漫画・著作類に詳しい。

没後の2020年4月に、弟子一同が「雷門」から「登龍亭」に亭号を変更した際には、遺族から「雷門小福 家族 与利」として後ろ幕が贈られている[1]

2024年4月6日~7日の大須演芸場定席では、獅篭・幸福・福三の三人が交互にトリをとり「雷門小福 十三回忌追善興行」が行われる。

経歴

弟子

なお、小福の没後に小ゆび以外の弟子はいずれも亭号を「登龍亭」に改めた。さらに獅篭に3名[注釈 2]、幸福に1名[注釈 3]の弟子(小福にとっては孫弟子)がそれぞれ入ったことで、名古屋の落語家は昭和初期以降で最多の人数となった[3]

注釈

  1. ^ 以前「三遊亭小円歌」を名乗っていた現在の二代立花家橘之助とは異なり、1950年代に名古屋に在住していた噺家である。
  2. ^ 登龍亭獅鉄(2018年入門)、登龍亭篭二(2021年入門、休業中)、登龍亭篭登(2023年入門)
  3. ^ 登龍亭幸吉(2022年入門)

脚注


雷門小福

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 02:59 UTC 版)

大須演芸場」の記事における「雷門小福」の解説

名古屋出身東京落語亭号のひとつ「雷門」をなのる一党ではあるが、デビュー以来ずっと名古屋活動していた艶笑落語を得意とする落語家東京協会等には属さずフリー芸人として自身プロダクション持っていた。前出の幸福、獅篭、福三の師匠得意ネタは「花色木綿」(=「出来心」)など。2012年4月7日死去

※この「雷門小福」の解説は、「大須演芸場」の解説の一部です。
「雷門小福」を含む「大須演芸場」の記事については、「大須演芸場」の概要を参照ください。

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