雪像の倒壊事故
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2012年2月7日、第63回雪まつり開催中に大通会場6丁目会場に設置されていた『雪ミク(初音ミク)』の小雪像が倒壊。崩れた雪が観光客の女性にぶつかり軽傷を負う事故が発生した。雪像の崩落・倒壊で負傷者を出す事故は雪まつり史上初。雪像のデザインが頭が大きく、足が細いデザインでバランスが悪かったこと、2月6日の気温が3.3度、7日の気温が2.2度と3月上旬から中旬並みの気温で暖かく雪像がもろくなったことが原因とみられている。これを受けて実行委員会は倒壊の危険性のあるとして大雪像や市民雪像10基を全部、または一部取り壊した。『雪ミク』は雪まつり実行委員会とスポンサー企業が業者に発注して制作したものだが、事故再発防止の矛先は市民雪像に向けらけ、既存のルールを明確、かつ強化した「市民雪像ガイドライン」が策定された。
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