離山古墳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 20:18 UTC 版)
離山古墳は、離湖に突き出した丘陵北側の最も高所(海抜28メートル)に位置する直径15メートル、高さ2.2メートルの円墳であり、北に開口する横口部のある無袖型の竪穴系横口式石室の埋葬施設をともなう古墳。古墳時代後期築造といわれる。墳丘は地山を整備した後、盛り土を行っているが、盛り土の規模は不明確である。石室はほぼ真北に開口し、玄室と横口部を合わせた全長359センチメートル、幅は最狭69センチメートル、最大幅100センチメートルで奥へいくほど広くなる構造。高さは89センチメートル。全くの単独墳であり、被葬者はこの地域一帯を治めた首長と考えられる。
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