隣接県特例
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県境地域での受験校選択の格差緩和や県境を越えた近隣校への自宅通学を促進するため、隣接する県の教育委員会が公立高校に関する協定を結び、隣接する県からの受験生を受け入れる隣接県特例がある。なお、教育委員会HPで非公開の事例も少なくない。 千葉県・茨城県(現在茨城県は全県1学区制となり、事実上の学区の撤廃)・埼玉県・群馬県・栃木県・福島県は、各県の教育委員会が協定を結び、制限つきながら、県境地域で特に事情が無くても隣接県の高校を受験できる。 宮城県教委は、福島県、岩手県の教育委員会と隣接県特例を締結している。 青森県・秋田県・岩手県の教育委員会は各県相互に隣接県特例を締結している。 岡山県教委は兵庫県教委と智頭急行智頭線沿線の 美作市の大原・東粟倉両地区と西粟倉村を対象に、2019年春入学生から通学にかかる時間や費用の軽減を目的に、県境を越えた兵庫県立佐用高校へ通学できる協定を結んた。なお、この協定では兵庫県佐用町などからの岡山県立高校への受験生受け入れは協定されていない。また、鳥取県教委は岡山県教委や島根県教委と締結している県境の受験生受け入れの協定を公開している。
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隣接県特例
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「宮城県立高等学校学区制度」の記事における「隣接県特例」の解説
隣接県の以下の地域から宮城県の特定の県立高校に志願する場合は、隣接県の公立高を志願しない条件で宮城県内の公立高校志願者と同等に扱われる。 福島県伊達郡桑折町、国見町、伊達市梁川町白石、白石工業、伊具の各高校へ志願できる。 福島県相馬市、新地町亘理、伊具の各高校へ志願できる。 岩手県一関市のうち旧市域と旧花泉町域迫桜、佐沼、登米総合産業の各高校と岩ケ崎高校普通科に志願できる。 岩手県一関市のうち旧室根村域と旧藤沢町域佐沼、登米総合産業、気仙沼、気仙沼西、気仙沼向洋の各高校に志願できる。 岩手県大船渡市、陸前高田市気仙沼、気仙沼西、気仙沼向洋、本吉響の各高校に志願できる。
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