陸海軍統一名称
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/14 06:50 UTC 版)
「航空機エンジンの命名規則 (旧日本軍)」の記事における「陸海軍統一名称」の解説
1943年4月以降に開発される発動機に関しては、陸海軍の機材資材の効率的運用を図るため、統一した名称のもとに発動機の開発計画が実施された。 命名基準 記号は発動機のハ番号とする。 第一位は1から9の数字で発動機の気筒類別を示す。1=空冷列型(直列・倒立・V型等) 2=空冷単列星型 3=空冷複列星型14気筒 4=空冷複列星型18気筒 5=空冷複列星型22気筒および多列型 6=液冷V型12気筒 7=液冷多気筒 8=ジーゼルまたは2サイクル 9=特殊用途用(補助エンジン) なおジェットエンジンは燃料噴射の略号であるネを付した。 第二位は開発番号を、三位以下は細部の変更をあらわした。過給機付きエンジンにあってはル記号を追加した。 例ハ-33(金星)=三菱で統一名称後3番目に開発した空冷複列星型14気筒エンジン。ちなみに陸軍名はハ112、海軍記号はMK8。統一名を採用しても陸海軍それぞれ各々の名前をつけていた。
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