長峰城とは? わかりやすく解説

長峰城

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/20 08:11 UTC 版)

長峰城(ながみねじょう)は越後国頸城郡長峰(現・新潟県上越市吉川区長峰付近)に中世から近世初頭にかけて存在した日本の城平山城)。城主は中世に那須氏、のち近世に牧野氏


  1. ^ 旧吉川町梶の「大滝家文書」。元禄9年は西暦1696年
  2. ^ 松永靖夫によれば越後高田城松平忠輝改易直後の牧野氏入封という状況で2年間も城が未完成であったのは不自然と見る。
  3. ^ 「おんまや」は現在「御厩」に表記されるが、もとは「おんまやしき」で「御居間屋敷」と当てたと見て、またこの付近で古井戸も発見されたことから、城主の居館があったとの見解もある。また前掲「元禄九年長峰村古図」では「御蔵」と表記されている。
  4. ^ 「大屋敷」は東部の独立峰ともいうべき小山に存在する区画で中世には別個の城塞であったと見られ、牧野氏築城によって取り込まれて複式城郭なったと解釈される。
  5. ^ 東西に並列配置した連郭式に近い特徴を備える。
  6. ^ 大手先付近の「かなほり」には太平洋戦争前までは細い木橋が架かっていた。大手崎の西側は小字「市町」と呼ばれ城下の商業地を設けようとした跡とも推定され、今後の調査の進展が待たれる。


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