長介・工事のばか兄弟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 22:40 UTC 版)
「ドリフ大爆笑」の記事における「長介・工事のばか兄弟」の解説
1987年スタート。前述の「もしものコーナー」が一時期打ち切られたのに代わって設けられたコーナーである。文字通りとんちんかんなやり取りをする事が多い事からこの名称が付けられたが、一時期は「おめでた兄弟」とも称された事がある。 このコーナーの特徴として、通常はこれまでツッコミ役に徹していたいかりやがボケ役に回っている事である。 内容として、兄(あんちゃん)演じるいかりやが弟である仲本が住む家に尋ねて来る事から始まる。家に入るには2人にしかわからない合言葉やクイズに答えられなければならない。弟の様々な質問に対し、兄が年上ぶってでたらめな答えを言うと、弟が「あんちゃん頭いいなあ」と本気にするのがお約束のパターンである。2人はお揃いの作業服(色はいかりやが赤・仲本が黄)を着ており、兄は口ひげを生やしているが会話は子供ともとれる発言が多い事から年齢の設定は不詳である。ボケにさらなるボケをかましている事から、「ツッコミ不在」に終わる展開となり、オチは屋根が落ちて来る、あるいは2人揃って歌いながら家を出てどこかに行くというパターンで終わる。 初期はキャラ設定が固定されておらず、元々は偽札作りをする兄弟という設定であったため、弟の家が古い工場とも研究所とも捉えられるのも「ヒミツのニセ札工場」の名残とも言える。 前述の『雷様』と並び人気コーナーとなりレギュラー化されたが、「知的障害者を侮辱している」というクレームが相次いだ事から、1990年代前半に打ち切りになったとも言われる。 このコントの終了後、『しあわせ親子』という同じくいかりやがボケを担当するコントが制作された。設定は親子となり、舞台はおでん屋台に変わっているが、基本的な内容はこのコーナーを受け継いだものに近い内容となっている。
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