銀盤酒造とは? わかりやすく解説

銀盤酒造

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/11 08:21 UTC 版)

銀盤酒造株式会社
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本
938-0801
富山県黒部市荻生4853-3
北緯36度52分29.3秒 東経137度28分16.5秒 / 北緯36.874806度 東経137.471250度 / 36.874806; 137.471250座標: 北緯36度52分29.3秒 東経137度28分16.5秒 / 北緯36.874806度 東経137.471250度 / 36.874806; 137.471250
設立 1910年
業種 食料品
法人番号 3230001007308
事業内容 飲料の製造販売
代表者 山岸 逸人(取締役社長)[1]
資本金 9793万2000円
純利益 ▲117万円
(2022年03月31日時点)[2]
総資産 9億4682万5000円
(2022年03月31日時点)[2]
主要株主 盛田株式会社(95%)
外部リンク http://www.ginban.co.jp/
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銀盤酒造株式会社(ぎんばん しゅぞう)は、富山県黒部市荻生4853-3 にある、おもに日本酒造り酒屋である。

概要

太古の時代に酒が湧き出たと伝わる黒部川扇状地湧水群の清水と、井戸水を使用して日本酒などを製造する[3]。旧社名は荻生酒造であった[4]

歴史

  • 1910年(明治43年)9月 - 創業[5]
  • 1956年(昭和31年)12月25日 - 酒造場が完工する[6]
  • 1996年(平成8年)4月 - 北陸地方初の地ビール「秘峡黒部ビール」を発売する[7]
  • 2016年(平成28年)6月17日 - 阪神酒販へ全株式を譲渡して同社の子会社となる[8]
  • 2017年(平成29年)10月 - 後継者難で阪神酒販が株式の95%を盛田株式会社へ譲渡し、盛田の子会社となる[9][10]

おもな商品

「銀盤」銘柄など日本酒を主力に、古酒、米焼酎梅酒などリキュール料理酒みりんオリゴ糖酒粕製品などを製造して販売する[11]

2000年から発泡酒『黒部トレビアン』などガス入りワインやウォッカなどを製造し、2008年にガス入り清酒の製造も工夫した[10]

2017年に、日本酒の新ブランド「剱岳」を含め特定名称酒を中心に40品目を追加して既存商品を500品目から200品目へ統廃合した[12]

本社と工場

〒938-0801 富山県黒部市荻生4853-3

出典

  1. ^ 銀盤酒造・会社概要(2018年4月21日閲覧)
  2. ^ a b 銀盤酒造株式会社 第57期決算公告
  3. ^ 『北陸再発見シリーズ(10) 北陸酒紀行』(2002年3月25日、北陸電力株式会社企画、橋本確文堂編集・発行)58頁。
  4. ^ 『富山博記念写真帳』(1954年、北日本新聞社発行)104頁。
  5. ^ 会社概要・銀盤の歴史(銀盤酒造、2023年12月3日閲覧)
  6. ^ 『富山新聞』1956年12月25日付朝刊8面『荻生酒造場の新築 きょう完工式 黒部』より。
  7. ^ 『荻生の郷』(2019年3月22日、「荻生の郷」編さん委員会発行)314頁より。
  8. ^ “銀盤酒造が事業譲渡 神戸の阪神酒販に”. 北國新聞. (2016年6月18日). http://www.hokkoku.co.jp/subpage/TH20160618411.htm 2017年1月24日閲覧。 
  9. ^ 当社連結子会社による銀盤酒造株式会社の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ” (PDF). ジャパン・フード&リカー・アライアンス株式会社 (2017年9月29日). 2017年12月17日閲覧。
  10. ^ a b 『荻生の郷』(2019年3月22日、「荻生の郷」編さん委員会発行)315頁より。
  11. ^ 銀盤酒造・商品のご紹介(2018年4月21日閲覧)
  12. ^ 銀盤酒造、清酒の新ブランド投入 商品統廃合も進める『日刊工業新聞』2017年8月25日(建設・エネルギー・生活面)2018年4月21日閲覧

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