銀座の組織
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 10:05 UTC 版)
銀座役所は銀座人が会同し、銀地金の調達、丁銀鋳造の際品位に応じた地金の取組み、および銀貨の幕府への上納など公儀御用を担当した。銀座の運営に携わるものを座人と呼び銀座衆あるいは銀座仲間とも呼ばれた。座人は銀座設立当初頭役と呼ばれた年寄役、大勘定役、戸棚勘定役および戸棚役の役人と平座役から構成されていた。また一代限りの地金鑑定を行う銀見役は準座人としての地位であった。さらに小役人および多数の手代、使用人を抱えていた。 一方、常是は銀座人とは一線を画し自ら銀座惣中と称していた。京都および江戸の銀座では銀座役所と常是吹所および常是屋敷が並置されていた。
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